プラトーン『クリトーン』Κρίτων 日本語訳

 

 

プラトーンの『クリトーン』の日本語訳を書きたいと思う。岩波書店の『プラトン全集』、岡田正三『プラトン全集』、木村鷹太郎『プラトーン全集』

 

 

 

 

Κρίτων クリトーン

 

[43α]

 

Σωκράτης
τί τηνικάδε ἀφῖξαι, ὦ Κρίτων; ἢ οὐ πρῲ ἔτι στίν;γ 

 

[語彙]

τί   疑問詞。なぜ。どうして。英語のwhy。        

τηνικάδε

 

 

 

 

 

 

 

 

 

την

ικάδεἀφῖξαι, ὦ Κρίτων; οὐπρῲἔτιἐστίν;γ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Κρίτων
πάνυ μὲν οὖν.

 

 

 

 

 

 

Σωκράτης
πηνίκα μάλιστα;

 

 

Κρίτων
ὄρθρος βαθύς.

 

 

Σωκράτης
θαυμάζω ὅπως ἠθέλησέ σοι τοῦδεσμωτηρίου φύλαξ ὑπακοῦσαι.

 

 

Κρίτων
συνήθης ἤδη μοί ἐστιν, Σώκρατες, διὰ τὸπολλάκις δεῦρο φοιτᾶν, καί τι καὶεὐεργέτηται ὑπ᾽ ἐμοῦ.

 

 

Σωκράτης
ἄρτι δὲ ἥκεις πάλαι;

 

 

Κρίτων
ἐπιεικῶς πάλαι.

 

新約聖書 ローマ書

 
 
 
 
et「接続詞 またDavidダビデイスラエル王国二代目の王。旧約聖書のサムエル記、列王記に記載がある。詩篇の作者とされる。」dicit「三人称単数 現在 直接法 能動相 言う」 fiat「 facio 三人称単数 現在 接続法 能動相 〜となる」mensa「n. sg. fem. nom. 食卓」eorum「is 代名詞 属格 彼等」in「前置詞 〜に」laqueum「laqueus n. sg. masc. acc. わな」et「接続詞 そして」in「前置詞 〜に」captionem「captio n. sg. fem. acc. 網」et「接続詞 そして」in「前置詞 〜に」scandalumscandalum n. sg. neut. 躓き」 et「接続詞 そして」in「前置詞 〜に」 retributionemretributio n. sg. fem. acc. 報い」illis「illic 代名詞 奪格 彼等」
 
[訳] また、ダビデは言う、「イスラエルの食卓は、イスラエルにとってわなとなり、網となり、躓きとなり、報いとなれ。
 
 
 
obscurenturobscuro 三人称複数 現在 接続法 能動相 暗くなる」oculi「oculus n. pl. nom. 目」eorum「is 代名詞 属格 彼等」ne「否定辞 〜ない」 videant「video 三人称複数 現在 接続法 能動相 見る」et「接続詞 そして」dorsum「dorsum n. pl. neut. acc. 背」illorum「illic 代名詞 彼等」semper「adv. いつも」incurva「二人称単数 現在 命令法 能動相 屈む」
 
 
[訳] イスラエルの目は、暗くなり、見えなくなるようになれ。そして、あなた(神)は、いつも、イスラエルの背を屈ませよ。」と。(詩篇68. 23,24)
 
 
Psalm
 
 
 
dico「dico 一人称単数 現在 直接法 能動相 言う」 ergo「adv. そこで」numquid「adv. 疑問詞」(sic)「このsicは、ギリシア語原文や、文脈から判断して衍字だろう。」offenderuntoffendo 三人称複数 完了 直接法 能動相  躓く」ut「前置詞 〜する為に」caderent「cado 三人称複数 未完了過去 接続法 能動相 倒れる」absit「断じてそうではない。」 sed「接続詞 むしろ」illorum「illic 代名詞 属格 彼等delicto「delictum n. sg. neut. abl. 罪過」    salus「salus n. sg. fem. nom. 報い」gentibus「gens n. sg. fem. acc. 異邦人」ut「接続詞 その為に」illos「illic 代名詞 acc. 彼等」aemulentur「aemulor 三人称複数 現在 接続法 受動相 妬みを引き起こす」
 
[訳]  そこで、私は、尋ねる、「イスラエルは、倒れる為に躓いたのか。」と。「決してそうではない。むしろ、イスラエルの罪過によって、神の救いは、異邦人たちに及び、その為、イスラエルに妬みを引き起こさせた。
 
 
 
quod si「接続詞 もし〜ならば」delictum「delictum n. sg. neut. nom. 罪過」 illorum「illic 代名詞 属格 彼等divitiaedivitiae n. pl. fem. nom. 富」(sunt)「ギリシア語聖書や次の文にsuntがないことから、衍字だろう。mundi「n. sg. masc. gen. 世界」et「接続詞 そして」deminutio「n. sg. fem. nom. 失敗」eorum「is 代名詞 奪格 彼等」divitiaedivitiae n. pl. fem. nom. 富」gentium「gens n. sg. fem. gen. 異邦人」quanto「adv. どれ程」magis「adv. まして」 plenitudoplenitudo n. sg. fem. nom. 充満」 eorum「is 代名詞 奪格 彼等」
 
[訳] それで、もしイスラエルの罪過が世界の富となり、また、イスラエルの失敗が異邦人の富となったとすれば、もはやイスラエルの妬みの充満は、どれ程だろうか。」と。

 

古代ギリシア語必備書

 

 

古川晴風ギリシャ語辞典』

 

 

・『ギリシア=ラテン講座』(鉄塔書院)

   

・高津春繁『ギリシア語文法』

・高津春繁『ギリシア語入門』

・田中美知太郎『ギリシア語入門』

・田中美知太郎『ギリシア語文法』

・文庫ク・セ・ジュ『ギリシア文法』

 

・田中美知太郎『原典 ソクラテスの弁明』