「汗血馬」について

汗血馬の名称の由来は、諸説あるが、何も字に拘泥した感がある。 文選李善注引用の『相馬経』に「汗溝深からんと欲す。」とあるによれば、汗腺が血管のあたり迄ある馬をいうが如し。

山崎貞『新英文法の根底から』 北星堂 

山崎貞は、『新々英文解釈研究』

スピノザ『思想の自由について』 畠中尚志訳注

TRACTATUS THEOLOGICO-POLITICUS 神学・政治論 TRACTATUS THEOLOGICO POLITICUS

羽鳥博愛『研究 英文解釈』(旺文社)

羽鳥博愛の『研究 英文解釈』は、ただ単に英文を解説しているだけでなく、内容に迄踏み込んだ良く出来た参考書だと思う。

鬼島熊之助『英文機械的解釈法』

鬼島熊之助の『英文機械的解釈法』は、英文の説明が詳細で、今の英語の参考書と比較して天地の差がある感がある。

『枕草子』の原本について 第一段(前田家本)

『枕草子』の堺本の第一段は、 春はあけほのゝ空はいたくかすみたるにやう\/白くなり行山のはのすこしつゝあかみてむらさきたちたる雲のほそくたなひきたるもいとをかし夏はよる月の比はさらなりねやもなを蛍おほく飛ちかひたる又たゝひとつふたつなとほの…

田中菊雄『英文解釈の道』

田中菊雄は、『岩波 英和辞典』で著名であるが、『英文解釈の道』は、それ以上の出来であると思う。『英文解釈の道』は、解説が先ず良く、説明は、詳細妥当を極む。

章学誠『文史通義』

章学誠は、内藤湖南博士が激賞する学者であり、王陽明に端を発する『六経は、皆史なり。』という、経書は、全て『史記』などと同じく歴史書である、という説は、夙に有名である。

『法律ラテン語格言を読み解く』 柴田 光蔵 

柴田光蔵先生は、大変ラテン語が読める方で、ラテン語の造詣が深いと見え、ラテン語のご著書は、どれも大変よく出来ていて、ラテン語に精通しているということを窺わせる。

上田勤『英語の読み方、味わい方』

上田勤の英語の捉え方は、大変優れていると思う。 Mr. Tench went out to look for his ether cylinder, (1) into the blazing Mexican sun and the bleaching dust. (2) A few

プラトン『Νόμοι(法律)』日本語訳

[624α] Ἀθηναῖος θεὸς ἤ τις ἀνθρώπων ὑμῖν, ὦ ξένοι, εἴληφε τὴν αἰτίαν τῆς τῶν νόμων διαθέσεως; アテナイ人 客友、あなたは、法律を作ったのは誰にしますか。神ですか、それとも人間ですか。 Ἀθηναῖος : アテナイ人 θεὸς : θεός 名詞 単数 男性 主格 神 …

ユークリッド『原論』訳

σημεῖόν ἐστιν, οὗ μέρος οὐθέν. [訳] 点は、部分をもたない。 σημεῖόν : σημεῖον 名詞 単数 主格 点 ἐστιν οὗ μέρος οὐθέν

杉原厚吉『理科系のための英文作法』ー英文解釈のために

This leads us to a new clash between classical mechanics and the results of experiment. There must certainly be some internal motion in an atom to account for its spectrum, but the internal degrees of freedom, for some classically inexplib…

トマス・アクィナス『ディオニシウス「神名論」注解』訳(津崎幸子『美の形而上学』による)

テキストは、現在最良のMarietti版による。 In Librum Beati, De Divinis Nominibus Expositio 第五講 132. Hoc bonum laudatur sanctis theologis et sicut pulchrum et sicut pulchritudo et sicut dilectio et sicut diligibile. Hoc : 代名詞 hic 単数 …

邪馬台国の場所

『魏志倭人伝』を朝日文庫の『邪馬台国』の読み下し文に従って書す。 倭人、帯方の東南の大海の中に在り。山島に依りて国、邑を為す。 始めて一海を度り、千余里にして対馬に至る。 東南して奴国に至るまで百里。 南のかた邪馬台国に至る。 奴国が九州博多に…

プラトン『Θεαίτητος テアイテトス』日本語訳(OCT)

[142α] Εὐκλείδηςἄρτι, ὦ Τερψίων, ἢ πάλαι ἐξ ἀγροῦ; Τερψσίωνἐπιεικῶς πάλαι. καὶ σέ γε ἐζήτουν κατ᾽ ἀγορὰν καὶ ἐθαύμαζον ὅτι οὐχ οἷός τ᾽ ἦ εὑρεῖν. Εὐκλείδηςοὐ γὰρ ἦ κατὰ πόλιν. Τερψσίωνποῦ μήν; Εὐκλείδηςεἰς λιμένα καταβαίνων Θεαιτήτῳ ἐνέτυχο…

アリストテレス『Metaphysics』(OCT)

πάντες ἄνθρωποι τοῦ εἰδέναι ὀρέγονται φύσει. [訳] 全ての人は、自然に知識を切望する。 πάντες πᾶς 形容詞 複数 男性 主格 全ての ἄνθρωποι ἄνθρωπος 名詞 複数 男性 主格 人 τοῦ εἰδέναι 動詞 未来 不定法 能動相 知識 ὀρέγονται ὀρέγω 三人称複数 現在 …

北嶋忠夫『羅甸語初歩』 ラテン語 Latin

北嶋忠夫の『羅甸語初歩』は、他のラテン語の参考書にはない特徴があり、大変優れているラテン語の参考書だと思う。 翻訳への暗示 第一に直説法の動詞を探し出す。直説法の動詞は、普通一つの文章の最終かその近くにある。この動詞は単数形か複数形かを見、…

高津春繁 『ギリシア語読本』(要書房)

『比較言語学』『比較言語学入門』『アルカディア方言の研究』の著書もある高津春繁の『ギリシア語読本』は、古代ギリシア語の参考書としてとてもよく出来た参考書だと思う。古代ギリシア語の参考書としては、これ以上はないのではないだろうか。 ἐπαίδευον…

池辺八洲彦『科学英語に強くなる』 

講談社のブルーバックスには英語に関する書籍もあり、池辺八洲彦の『科学英語に強くなる』は、OEDについてとてもよい解説がされ、とてもよい参考書だと思う。 OEDには解読できないような文例が実に多い。参考書片手の古英語、中英語解読はまるで「蘭学事始」…

『ギリシア=ラテン講座』 プラトン=アリストテレス学会編 鐵塔書院 関口存男 ラテン語

『ギリシア=ラテン講座』(プラトン=アリストテレス学会編)に関口存男のラテン語について書かれた「テキストの文法的分析」という訳注がある。 テキストの文法的分析 Haedus, stans in tecto domus, lupo praetereunti(1) maledixit. Cui(2) lupus, ,, No…

青木常雄『新英文解釈』

By literature we mean the written thoughts and feelings of intelligent men and women arranged in a way which will give pleasure to the reader. Literature has to do, therefore, so far as its subject goes, with all the things about which we …

タキトゥス『ゲルマーニア』

Germania omnis a Gallis Raetisque et Pannoniis ゲルマーニア(古代ドイツ)は、全体的に、ガッリア人、ラェテリア人、パンノニア人からは、 Germania ゲルマーニア(古代ドイツ)は omnis 全体的に a ~からは Gallis ガッリア人 Raetisque ラェテリア人 …

『考え方』

英文和訳 Next to golf there is perhaps no pleasure, between men, than pointing out what is wrong ー wrong not only in the Government, which of course is perpetually vulnerable, but in social life.

河村重治郎『新クラウン英文解釈』について

河村重治郎の『新クラウン英文解釈』は、とても上手に訳され、方法論的にも素晴らしいと思う。読み方は通訳の仕方によっているようだが、訳文と方法論は他の書籍では見たことがないと思う。何かの書籍によっているのだろうと予測はたつが、なかなか見つから…

南日恒太郎著 神田乃武校閲『英文解釈法』

966. The more important of these advances in science and the arts are not the mere improvements upon, or extensions of, anything that had been done before, but are entirely new departures, arising out of our increasing knowledge of and com…

小林清一・安藤貞雄『作家別 英米現代文の新研究』 

小林清一・安藤貞雄の『作家別英米現代文の研究』は、よく出来ていると思う。[注][訳][研究]皆、学を伺うに足る。 HILAIRE BELLOC(1870-1953) At this season a sky which is of so delicate and faint a blue as to contain something of gentle mockery, a…

青木常雄『英文解釈の研究』

Whoever has to deal with young children learns that too much sympathy is a mistake. Children readily understand that an adult who is sometimes a little stern is best for them ; their instinct tells them whether they are loved or not , and …

CLASS FIELD THEORY 類体論講義 シュヴァレー

シュヴァレーの類体論の講義を日本語訳したいと思います。類体論は、ヒルベルトから始まり、高木貞治により研究され、アルティンに受け継がれたとても大切な理論だと思います。 Introduction これらの講義の目的は、聴講者に類体論でコホモロジーの方法の使…

『思考訓練の場としての英文解釈』について

『思考訓練の場としての英文解釈』はよくいいと言われるが、訳文に問題があるように思われる。 Indeed, most of us are little more than bundles of habits neatly done up in coat and trousers. 実際我々は大抵、習慣を束ねて出来上がった藁人形が洋服を…