講談社のブルーバックスには英語に関する書籍もあり、池辺八洲彦の『科学英語に強くなる』は、OEDについてとてもよい解説がされ、とてもよい参考書だと思う。
OEDには解読できないような文例が実に多い。参考書片手の古英語、中英語解読はまるで「蘭学事始」だ。OED の古英語、中英語からの全ての文例に現代英語への直訳と現代英語訳の両方が提供されていたらどんなにOEDの利用価値が高まる事かと思う(ついでながら「こなれた訳」とともに直訳も必要となる例がこの場合である)。
このOEDを書籍のように正確精密に読むという態度は必要なことではないだろうかと思う。又、古、中英語の知識ということも非常に大切だと思う。