Entries from 2020-02-08 to 1 day

富永仲基『翁の文』『楽律考』偽書考

富永仲基は、『出定後語』にて天才の誉れ高いが、昭和になって発見された『翁の文』『楽律考』は、内容からして簡略に書かれているところなどから、富永仲基の著作とは、言い難く、必ず偽書であらう。

『アルファ英文法』宮川幸久 研究社

宮川幸久の『アルファ英文法』(研究社)は、訳、構成共に優れ、安藤貞雄の『英文法』と双璧を成すと思われる。

『細江文庫目録』(関西大学)と『渡部昇一言語学関係蔵書目録』

細江逸記博士の蔵書目録である『細江文庫目録』と渡部昇一博士の『渡部昇一言語学関係蔵書目録』は、必ず古英語の研究に資するところがあるだろう。