林語堂『開明英文文法』

文法というものは、事物を表現する方法だけではなく、省略する方法をも教えるべきである、といって省略の代示という章を設けているが、文法に省略のことも考慮に入れるべきだ、ということは、文法が文章を考察している以上当然のことだと思われる。