Entries from 2018-06-01 to 1 month

高津春繁『アエネーイス』 岩波ギリシア・ラテン原典叢書

高津春繁先生は、古代の言語学に大変詳しく、『印欧語比較文法』の一著作を見ても、才の天才なるを知る。 LIBER I. Arma virumque cano, Troiae

「汗血馬」について

汗血馬の名称の由来は、諸説あるが、何も字に拘泥した感がある。 文選李善注引用の『相馬経』に「汗溝深からんと欲す。」とあるによれば、汗腺が血管のあたり迄ある馬をいうが如し。

山崎貞『新英文法の根底から』 北星堂 

山崎貞は、『新々英文解釈研究』でよく知られているが、『新英文法の根底から』は、普通の文法書とは異なり、よく英文を説明していると察せられる。

スピノザ『思想の自由について』 畠中尚志訳注

TRACTATUS THEOLOGICO-POLITICUS 神学・政治論 TRACTATUS THEOLOGICO POLITICUS