Entries from 2019-01-01 to 1 year
山崎貞は、『新々英文解釈研究』で有名であるが、『新イーソップ物語解釈』の方が 出来が大変良く、天地の差がある。
『英字新聞』は、よく英語を読む力が上がると言われているが、だからといって、アメリカ人と英語で話せるわけでもなく、例えていえば、『朝日新聞』を読む様なもので、『英字新聞』のみでいいわけではなく、幅広く文学や散文を読める様になることが大切だと…
辻谷真一郎の『翻訳入門』は、一読の価値があると思う。 Cardiac failure is actute or chronic. 心不全には、急性のものと慢性のものとがある。 しかし、全てに納得がいく訳ではなく、読まれないということが必要であると思われる。
伊藤和夫の『英文解釈教室』は、確かに英語学史に足跡を残したが、『新英文解釈体系』は、伊藤和夫の初期の著作で、まだ発達段階だと思われる。
創世記 1. In principio creavit Deus cælum et terram. [訳] 初めに、神は、天と地とを創造した。 2. Terra autem erat inanis et vacua, et tenebræ erant super faciem abyssi: et spiritus Dei ferebatur super aquas. [訳] しかし、地は、定形なく、空…
伊藤和夫の書籍は、色々と批判があるが、英語学習において大変有益で、伊藤和夫の書籍は全て英語学習において必備だと思う。
The pleasures of childhood should in the main be such as the child extracts himself from his environment by means of some effort and invenntiveness. extractの目的語は、何か。
『旧約知識』『新約知識』は、聖書研究において、現代においても大変有益で、得るところ多大であると思う。
He was an old man who fished alone in a skiff in the Gulf Stream and he had gone eighty-four days now without taking a fish. 彼は、メキシコ湾流で小さな船に一人で釣りをした老人で、魚も一匹も釣れず、既に84日も過ぎた。 『老人と海』は、ノーベ…
『英語と日本語のあいだ』では、英語と日本語との差異を説明して、英語のidentityについて説明して、アメリカの心理学用語に当たる日本語がないなどという。日本人は、もう少し、英語と日本語とを区別し、英語と日本語とを混在させず、一緒に考えない様にす…
Why did you want to climb Mount Everest? Because it's there. は、夙に有名であるが、ジョージ・マロリーの回答の訳は、「そこに山があるから。」と大変間違えている。正しくは、「エベレストがあるから(エベレストが存在するから)エベレストに登るので…
In 1939 came the Second World War. It was the war more than anything else which quickened the development of plastics.
動詞は、格を有せざる文の一部で、時、人称、数、動作及びその作用を表す。この様な定義は、動詞とは何かというよりは、どういう文法形態を有するかを示すもので、ここにギリシア文法家の考え方がよく表れている。 この説明だけでも、高津春繁の天賦の才を見…
高橋阿里の『英文和訳のトレーニング』は、大変良く出来ていると思われる。 In Japan the presence of a grown-up child in the home is not uncomon.
『枕草子』の書名は、多々あるが、必ず清少納言が題したのではなく、後代の人が付け、最初の書名は、『紫式部日記』と同じく、『清少納言日記』か『清少納言記』に違いなく、『枕草子』の枕は、枕詞の枕と同じく最初の意で、最初の草子と言う意にして、又、…
別宮貞徳『実践翻訳の技術』(ちくま学芸文庫) は、問題文の英文の質が良く、また、訳文も大変優れていると思われる。英語学習もこの様な書籍を使用すべきだと思う。
辞典は、一番優れたものを持つべきだと思われるが、『日本国語大辞典』は、OEDなど同じ様に、日本で一番の国語辞書だと思われる。岩波や三省堂のよりこちらの語義、語釈が数段上だと思われる。一度他の辞書と比較するといいと思う。時枝誠記の『例解国語辞典…
二宮陸雄の『サンスクリット語の構文と語法―印欧語比較シンタクス』は、大変出来が良く、サンスクリットやギリシア語、ラテン語の学習にも大いに参考になると思う。
北宋の沈括の『夢渓筆談』は、王国維の愛読書にして、書き込みが一番多く、高く推奨したり。
Philosophy, said Plato, begins in wonder. The child who wonders why her wax doll shuts its eyes, or her kitten wags its tail, has already set forward on the path that leads to philosophy and science. The differences among us that distingui…
Men and women are often in genuine doubt as to what is right and what is wrong, and even as to whether right and wrong are anything more than ancient superstition.
1:1 ἐν ἀρχῇ ἐποίησεν ὁ θεὸς τὸν οὐρανὸν καὶ τὴν γῆν. in principio creavit Deus caelum et terram. 初めに、神は、天と地とを作った。 ἐν 前置詞 後接語 〜に ἀρχῇ 名詞 単数 女性 与格 初め ἐποίησεν ποιέω 三人称単数 アオリスト 直接法 能動相 作る ὁ…
『聖書ヘブライ語』は、大変よく出来ていて、聖書研究にとって必要不可欠である。言語学などに大変精通しており、正確無比である。
杉嶋直樹の著書は、『英語の構文がとれる本』が令名高く、『英語の長文が速く読める本』は、あまり有名ではなく、有名でない理由もあると思われるが、一読の価値があると思われる。 英語など語学に方法論は必要がないと思われるが、ある方がいいという人も存…
『ギリシャ語聖書研究』は、大変よく出来ていて、聖書は、勿論、ギリシャ語の研究にとっても、資すること大である。
西田太一郎は、大変漢文が読め、『漢文の語法』は、大変参考になる書物である。訳も大変素晴らしく、よく訳している。
『新英文解釈練習』は、河村重治郎の著作であるが、『新クラウン英文解釈』の方が有名で、『新英文解釈練習』の方は余り有名ではない。内容は、ほぼ同じで、『新クラウン英文解釈』は、『新英文解釈練習』を簡略したもので、『新英文解釈練習』の方が良い。
河合茂は、英語の実力が大変あり、田中菊雄以上に有名でないといけないと思う。 Anxiety keeps me awake at night. 心配が夜、私を目覚めさせておく。→ 私は、心配で夜、眠れない。 英語で大切な事は、勿論、英語が得意になるまで努力することだと思うが、英…
B・H・ケネディの『新修ラテン文法』は、ラテン語の説明が詳細で、ラテン語学習に大変資すると思う。また、ラテン語の文法書というものは、和洋を問わず全て所持しておくべきだと思われる。